今回は、婚活中の男性が女性に言いたくても言えない本音を、私が代わりにお伝えしようと思います。
婚活は男女平等で進めるべきですが、現実的には、女性が強く、男性が弱い立場になりがちです。例えば、女性がX(旧Twitter)で婚活の愚痴を言うと、「わかる!」「そうだよね!」と共感の声が寄せられます。しかし、男性が女性への不満を口にすると、途端に袋叩きにされることも少なくありません。それを見て、「気の毒だな」と感じることがあります。
そこで今回は、婚活中の男性が本音では思っていても口に出せないことを、私が代弁します。
男性の皆さん、「そうだそうだ!」と思ったら、ぜひ「いいね」を押してください。それが女性へのメッセージになります。
婚活女性に言いたくても言えないこと①「俺、まだ好きじゃないから」
婚活中の男性が女性をデートに誘うのは、「義務感」からであって、「好きだから」ではありません。
お見合いをして「また会いましょう」となった場合、できるだけ早く次のデートを設定した方が、気持ちが冷めにくく進展しやすいため、男性側から積極的に「いつ会う?」と提案します。
しかし、女性の中には「彼は私に好意があるからデートに誘ってくるんだ」と勘違いしてしまう人がいます。
確かにポジティブな考え方ではありますが、実際のところ、男性は「女性が受け身だと話が進まない」と理解しているため、仕方なくリードしているだけであり、「好きだから誘っている」わけではありません。
また、多くの婚活男性は同時進行で複数の女性とお見合いやデートをしています。その中で、レスポンスが早く、反応が良い女性がいれば、受け身の女性は「面倒くさい」「労力がかかる」と判断され、切り捨てられてしまいます。
その結果、
「昨日まであんなに積極的に誘ってくれたのに、急に交際終了?どういうこと?」
と戸惑う女性が出てきます。そして、
「もう人間不信になりそう…」
と被害者意識を持つのですが、それは誤解です。
男性は「好きだから連絡している」「好きだからデートに誘っている」のではなく、婚活の流れとして「そうするべきだから」行動しているだけなのです。
そろそろこの勘違いを終わりにして、受け身の婚活から卒業しましょう。
「いい男性」は「いい女性」にどんどん取られていきます。
自分も「いい女性」になれば、良い男性と出会えます。しかし、受け身のままでは誰も寄ってきません。
20代の超美人なら、ただ立っているだけでハイスペックな男性が寄ってくるかもしれませんが、30歳以上の女性はそうはいきません。
意識を切り替えて、主体的に婚活を進めていきましょう。
婚活女性に言いたくても言えないこと②「お店に詳しいなら提案してよ」
基本的に、男性よりも女性の方がお店に詳しい傾向があります。しかし、婚活では「男性がデートのお店を複数ピックアップし、女性に提案する」という暗黙のルールが存在します。
普段、適当なお店しか利用しない男性にとって、お店選びはとても大変で気を遣う作業です。それにもかかわらず、提案したお店に対して不満を漏らす女性もいます。
「だったら最初から自分で探して提案すればいいのに!」
男性ならそう思ってしまいます。
女性同士の食事では、自分が率先してお店を選び、予約まですることもありますよね。しかし、相手が男性になった途端、「何もしようとせず、文句だけ言う」というのは、かなり印象が悪い行動です。
女性の言い分としては、
「デートは男性がリードするものだから、私が積極的にお店を選んだり予約したりすると、男性の面子が潰れるのでは?」
と考えているのかもしれません。
でも、そんなこと気にせず、「しゃしゃり出てください!」
なぜなら、男性は女性からお店を提案してもらえると、すごく助かるし嬉しいからです。
もし、男性の面子を気にするなら、
「この辺り詳しいので、私が探してみますね!」
「○○さん、お忙しいと思うので、私の空き時間に探しておきます!」
と伝え方を工夫すればいいだけです。
それで「面子を潰された」と感じる男性なんていません。考えすぎです。
言い訳を並べて面倒なことから逃げるのではなく、**「めんどくさいことこそ、積極的に協力する」**ことで、他のライバル女性に一歩リードできます。
特に30歳以上の女性はなおさらです。
婚活で選ばれる女性になるために
「自分は普通の女性」「年齢も重ねているし、特別な武器もない」
そう感じているなら、まずはライバルではなく、**「自分を選んでもらう努力」**をしましょう。
「まだ彼のことを好きになっていないから」
「そんなことをしたら思わせぶりになりそう」
こうした「やらない言い訳」は、もう今日で終わりにしませんか?
そもそも、自分が「選ぶ」前に振られたら、そこで終わりです。
まずは「選ばれる」ことを意識し、その上で「選ぶ」順番の方が、女性の婚活はスムーズに進みます。
普通の女性や、30代・40代の女性が、男性から一目置かれるためには、**「他の女性がやっていないことをやる」**ことです。
多くの女性が当たり前のように男性に押し付けている「お店選びと予約」を、自分でやるだけでも、あなたの印象は大きく変わります。
その行動ひとつで、男性の記憶に残り、「この女性、他の人と違うな」という好印象を持たれるのです。
「選ばれる女性」になるために、今日から意識を変えてみませんか?
婚活女性に言いたくても言えないこと その3:「察して」じゃなくて、言葉で伝えて!
これはよくある話ですよね。「何かあったの?」と聞いても「別に」と返され、「怒ってる?」と聞いても「怒ってない」と言われる。さっきまで普通に話していたのに、突然口数が減って戸惑った経験のある男性も多いのではないでしょうか? これは俗に言う「察してちゃん」です。
では、なぜ女性はこんな面倒なことをするのでしょうか? それは、「言葉にしなくても、自分のことを気にかけ、考えてくれる=愛情」と捉えるからです。「怒っていることに気づいてくれた」「なぜ怒っているのかを考えてくれた」「彼が分かってくれた」となると、「彼は私のことを気にかけてくれている。つまり愛があるんだ」と脳が勝手に判断するのです。これは女性特有の思考であり、男性には理解しがたい部分ですから、正直「めんどくさいな」と感じることもあるでしょう。
私自身も察するのが苦手なタイプなので、男性の気持ちはよく分かります。そして、多くの男性は察することが苦手で、言葉にしてもらわないと気づけません。だからこそ、女性は「察してよ」ではなく、言葉で伝える努力をすべきです。一方で、男性も「察する努力」をするべきです。「俺に合わせろ」「私に合わせなさい」では平行線のまま。お互いを理解し、歩み寄ることが平和的な解決策ではないでしょうか?
女性がよくする「察してアピール」の例
デート中に「足、疲れない?」「喉、乾かない?」と聞くこと。
このとき、男性が「いや、僕は大丈夫」と答えてしまうと、女性は不機嫌になります。これは、男性を気遣っているわけではなく、「私が足が疲れた、喉が乾いた」というサインだからです。めんどくさいですよね? だから、このときの正解は「確かに、ちょっと休憩しようか」とカフェに誘うことです。
女性も、もし男性が「俺は大丈夫」と答えたら、「そうなんだ、よかった。でも、私は少し甘いものが食べたいから、カフェで休憩しない?」と素直に伝えましょう。「察してくれなかったから」と急に不機嫌になるのは違います。言葉があるのですから、ちゃんと伝える努力をしましょう。
「カフェに行きたい」と伝えたのに、男性に「いやだ」と言われた場合は、不機嫌になってもいいと思います。でも、「察してくれなかっただけ」でムスッとするのは、大人の女性がすることではありません。お互いが歩み寄る努力をすれば、もっと居心地の良い関係を築けるはずです。
婚活女性に言いたくても言えないこと その4:ネガティブ発言が多くて楽しくない
いくら若くても、いくら美人でも、自虐ネタやネガティブな発言ばかりしていると、結婚相手には選ばれません。
例えば、仕事の話をしていて「すごいですね、仕事が好きなんですね」と褒められたときに、「いやいや、私の仕事なんて大したことないですよ」と返す女性。これ、正直「めんどくせぇ」と思われますよね? 1回ならまだしも、ずっとこんな調子なら地獄です。
「謙遜することが美徳」だと思っている人がいるかもしれませんが、それは大間違い。褒めてもらったら、「ありがとうございます! 嬉しいです!」と素直に受け取るのがマナーです。せっかく「すごいですね」と言ってくれているのに、「そんなことないです」と否定するのは、むしろ失礼。
特に、自信がない女性ほどこの傾向が強いですが、婚活では間違いなく嫌われます。古い考えを捨てて、素直に受け取ることが大切です。
婚活女性に言いたくても言えないこと その5:せめてお金を払う素振りぐらい見せて!
お見合いで男性がご馳走するのがルールだとしても、財布も出さず、お礼も言わない女性に対して、男性は「どういう神経してるんだ?」と腹を立てます。
男性がお会計をしている横で、ただ立っているだけの女性を見たら、萎えてしまいますよね。デートでは、男性が全額奢るルールなんてありません。割り勘でも、女性が奢っても、男性が奢っても、どれでもいいのです。
それなのに、財布を出さずにトイレに逃げる女性や、お金を払う素振りすら見せない女性。そういう人は、男性から「せこい」「ケチ」と思われています。
「割り勘にする男はケチ」という風潮がありますが、正直、「自分が食べたものを払おうとせず、男性に押し付ける女性」の方がよほどケチでせこいです。
出会いを増やしても、こういう態度では振られ続け、婚活が長引き、必要以上に時間とお金がかかります。それなら、数千円の食事代くらい自分で払って、楽しく会話して帰った方が、結婚に近づけますよ。
男性にご馳走させて「食事代が浮いた!」と思っているかもしれませんが、実は食事代以上に婚活費用がかかっていることに気づいた方がいいですね。
このように、婚活をスムーズに進めるためには、ちょっとした意識を変えるだけで大きな違いが生まれます。
私が10年の経験で得たデータを元に作成した「婚活ランク表」を活用すれば、自分の婚活の現状が一目で分かり、適切な相手を見つけやすくなります。
本日もご視聴いただき、ありがとうございました。