お見合い100件!果たして婚活は順調だったのか?
「お見合い100件は、婚活が順調に進んでいる証拠なのか?」今回は、実際に100件のお見合いを経験した婚活の軌跡を振り返る。婚活が整っていなかった時期の話も交えながら、貴重な経験をシェアしていく。ぜひ参考にしてほしい。
自己紹介と婚活のスタート
婚活を始めたのは28歳で、成婚したのは29歳。職業は人事系の事務職。婚活中は千葉を拠点に関東エリアで活動し、現在も千葉に住んでいる。
婚活期間は1年4か月。活動の前半は、元彼を忘れられずに苦戦していた時期もあったが、それを乗り越えて今に至る。
過去の恋愛と婚活を始めたきっかけ
婚活前に付き合ったのは2人で、それぞれ3年以上の交際。2人目の相手とは結婚の話も進んでいたが、価値観の違いから別れることになった。相手が関西出身で、関西に戻りたいという希望があったのに対し、こちらは関東で暮らしたい気持ちが強かった。しかし、お互いにその気持ちを深く話し合うことなく、「きっと分かってくれているだろう」と思い込んでいたため、最終的にズレが大きくなってしまった。
別れる際は、喧嘩ではなく、お互いに納得しての円満な別れだったため、未練が残りやすかった。その後、結婚について考えるようになり、YouTubeで「結婚の決め手」を検索していたところ、たまたま結婚相談所の動画が目に留まり、「ここにお世話になろう」と決意。別れたタイミングで入会を決めた。
マッチングアプリと結婚相談所の違い
マッチングアプリでの交際経験があったが、3年以上付き合っても結婚の話を本格的にするのは最後の数か月だけだった。そのため、「最初から結婚を前提に出会える方が良い」と考え、結婚相談所への入会を決意。
実際に相談所を利用してみると、「結婚の意思がある人と最初から話せる」という点が魅力的だった。長年付き合っていても結婚の話が出ないケースがあることを実感していたため、「だったら最初から結婚前提の人と出会う方が早い」と思うようになった。
婚活中の苦戦と学び
婚活を始めたものの、活動初期は元彼の影を追ってしまい、「元彼に似た人」を探してしまっていた。好きで別れたわけではなかったため、どうしても元彼の要素を求めてしまい、純粋に新しい出会いを楽しむことができなかった。
半年ほどその状態が続いたが、あるとき「元彼に似た人を探すより、まったく違うタイプの人に目を向けた方がいい」と気づく。元彼に似た人を探していると、どうしても過去と比較してしまい、前に進めなくなってしまうからだ。思い切ってまったく違うタイプの人と会うことで、元彼を引きずることなく婚活を進められるようになった。
お見合い100件の軌跡
婚活期間は1年4か月。お見合いの件数は約100件。これまでの成功インタビューの中でも過去最高レベルの数字だった。仮交際に進んだのは約20人。
お見合いの件数が多くなった理由の一つは、活動初期に「元彼に似た人を探す」という目的になってしまっていたため。本来の婚活の目的とはズレていたため、なかなか良い出会いにつながらなかった。
しかし、途中で「元彼とは違うタイプの人と向き合う」と決めたことで、出会いの幅が広がり、最終的に素敵なパートナーと成婚することができた。
「楽しみにしてます」と言われたら、返事しなきゃダメなのか?それとも社交辞令として流していいのか?そんな細かいことを考えつつ、婚活を進めていた。
さて、私は婚活を始めてから100件のお見合いを経験した。その中で、印象的だったエピソードを振り返っていきたい。
お見合いの申し込みはどっちから?
彼と出会ったのは、私からの申し込みだった。新規登録者として彼が表示され、「イケメン!」と思ってプロフィールをチェック。写真も素敵だったし、プロフィール内容も魅力的だった。
特に「自分がこうしたい」よりも、「相手のために何ができるか」といった”ギバー”な姿勢が伝わる文章に惹かれた。「こんなに与える気持ちを持っている人なら、私も何か返したい」と思い、会ってみたいと感じた。
実際に会った印象は?
彼の第一印象は「写真以上に紳士的!」だった。ただ、めちゃくちゃ緊張していたのも伝わってきた。彼にとって初めてのお見合いだったらしく、一方で私は90件目。「慣れ」の差が大きかったのかもしれない。
私自身はもうお見合い慣れしていて、人と1時間話すことに抵抗はなかった。彼は最初こそ緊張していたが、話しているうちに少しずつリラックスしてきたようだった。
婚活中の申し込みはどれくらい?
私は婚活中、かなりの申し込みを受けていたが、自分から申し込むことはほとんどなかった。理由は「申し込まれる方にいい人が多かったから」。まずは来た申し込みの中で会ってみて、それでも決めきれなかったら自分から動こうと思っていた。
お見合いの件数は67件ほど。特に婚活後半はお見合いを詰め込みすぎて、カフェインの摂取量が増えすぎ、胃がやられてしまった。土日は1日6件お見合いを入れて、合間にご飯やお酒も…とやっていたら、平日は胃薬とうどん生活になってしまった。
婚活を頑張るのは大切だけど、体調管理も大事だと痛感した。
一番印象的だったのは、3回目のデートで行った浅草の盆踊り。夏祭りではなく、本格的な盆踊り大会だった。2人で浴衣を着て参加し、彼が「去年から興味があって、一緒に行ってみたいと思っていた」と提案してくれた。
実は私、地元の祭りで盆踊りをやっていた経験があったので、「一緒に踊りたい!」とすごく嬉しかった。まさか婚活相手と盆踊りをすることになるとは思っていなかったけど、趣味の一致を感じられて楽しかった。
その次のデートは横浜のディープな飲み屋。カウンター席のある居酒屋で、「そろそろ真剣交際に進もうか」という話をした。
実は、彼以外にも真剣交際を申し込んでくれた人が2人いた。でも、結婚観について話したとき、考え方の違いを感じた。
例えば、ある人は「家族を大切にすること=お金を稼ぐこと」という考え方だった。一方で私は、「一緒にいる時間を大切にしたい」という価値観が強かった。このズレが大きかったため、お断りした。
その中で、彼とは結婚について話すときに、すべてを「自分ごと」として考えてくれた。例えば、将来の住まいの話や、家族との過ごし方についても、他人事ではなく「一緒に考えていこう」とする姿勢があった。
「この人となら、協力しながらやっていけそう」と思えたのが決め手だった。
私は彼とお見合いをした時点で、「この人は人気が出る!」と確信した。だからこそ、少しでも早く距離を縮めるために、積極的に動いた。
1回目のデートの時点で、2回目のデートの日程を決め、2回目のデートで3回目のデートの提案をした。結果として、彼のスケジュールをどんどん埋めていくことに成功(笑)。
「女性から積極的に行くのは引かれるのでは?」と心配する人もいるけれど、彼はむしろ「こんなに会いたいと思ってくれて嬉しい」と言ってくれた。
婚活では「待ちの姿勢」ではなく、積極的に行動することも大切だと実感した。
最終的に、彼はディズニーのミラコスタでプロポーズしてくれた。
ここまで100件のお見合いを経験してきたけれど、やっぱり「自分に合う人に出会うには、行動あるのみ」だと思う。婚活を頑張っている人には、ぜひ積極的に動いてほしい!
確かにね。でも、できるかどうかはまた別の話だよね。気持ちがあるからね。うん。でも、やっぱり追いかけちゃうよね。いい思い出もあるし、いい別れ方をしたから、全部キラキラした思い出のまま残っちゃって。それで、つい追いかけ続けてしまったんだよね。
ところで、ジェネリック元カレって、どんな条件だったんですか?
確かにね。でも、やっぱり会話が楽しいと、付き合うこと自体が楽しくなっちゃうんだよね。一緒にいる時間が楽しいかどうかって大事だし、やっぱり顔も好きだったし。そういう要素がないと、正直ちょっと物足りなく感じちゃうこともあるよね。
そうですよね。でも、やっぱりどこか似ている要素を探しちゃうんですよね。ああ、旦那さんは韓国アイドル系というか、美容男子なんですね?今日もボトックス打ってきたって?へぇ、いいですね。やっぱり美意識が高いんですね。同い年なんですか?いいじゃないですか。
でも、やっぱりそれだけ会っても忘れられなかったんですね。別れてから1年くらいは、ずっとそういう感じだったんですね。結構長かったですね。
ちなみに、その間にいい感じの人はいなかったんですか?
確かに、いい感じの人はいたんじゃないですか?あ、でも、ちょっと好きになれるかもって思った人はいたんですね?でも、そういう人ってめちゃめちゃ人気なんですよね。
うん、わかる。比較しちゃうんですよね。「私は落ちていく」みたいな気持ちになるというか。いい感じになっても、最後の一歩が踏み込めない、みたいな。
モテそうなのに、別に何の問題もないのに、なんでだろう?って思うことありますよね。
でも、その時は「自分も好きになれそう」ぐらいの気持ちだったんですね。もう少し自分が積極的にいけばよかったのかなって、後から思ったりもしたんですね。
確かに、忘れられないと、相手も来ないんですよね。人気のある人だったら、他にも候補の女性がいるわけだから。
そうすると、「一生うまくいかないんじゃないか」みたいな負のループに陥ってしまうんですよね。
でも、ちゃんと学んで、行動を変えていったんですね。新しい人に向かって積極的にアプローチして、今の旦那さんをゲットしたと。
逆に、そこからは3ヶ月で成功したんですか!?めちゃめちゃ早いですね。すごい成長ですね!
ちなみに、婚活を通して「ここが変わったな」と思うことはありますか?
そうですね。やっぱり時間が解決してくれた部分もありました。1年経ったくらいのタイミングで、一度落ち込みましたね。
でも、よくよく考えてみると、元カレと別れたことに落ち込んでいたわけじゃなくて、「1年経ってもまだいい人が見つかっていない」ということに落ち込んでいたんです。
そう気づいた時に、「あ、元カレのことはもう乗り越えられているのかも」って思えたんですよね。前を向いて婚活を続けていこうって。
そのタイミングで、山崎先生にも相談したんです。「人と比べてしまう」っていう悩みを話したら、「人と比べるんじゃなくて、過去の自分と比べてどれだけ成長したかを見た方がモチベーションになりますよ」って言われて。
確かに、婚活を始めた頃と比べると、今は積極的に申し込みができるようになったし、成長してるなって実感できたんですよね。
ちょうどその頃、仕事も大変で婚活もうまくいかなくて、もう「これ、私、宝くじでも当たらないと報われないんじゃない?」って思ったんですよ。それで、試しに3,000円分の宝くじを買ったんです。そしたら、忘れた頃に見たら1万円当たってて!
その時に気づいたんです。「当たらないかな?」って思ってるだけじゃダメで、ちゃんと買いに行ったから当たったんだなって。欲しいものは自分で動かないと手に入らないんだって。
婚活も一緒ですよね。だから「動き続けないと!」って思って、また頑張ろうと思えたんです。
だから、結局、成功する人は動いてるんですよね。考えてるだけじゃなくて。行動あるのみ!
ちなみに、元カレを忘れるためのポイントって何かありましたか?
そうですね。やっぱり、何人か会うと、「ちょっといいかも」って思う人は出てくるので、そういうタイミングを逃さないことですね。
完全に忘れられていなくても、新しい人に申し込むのは大事なんですか?
そうですね。正直、いつになったら完全に忘れられるかなんて分からないので、年齢とか自分の状況を考えて、「えいや!」って感じで動くことが大事だと思います。
結局、成功する人はみんな行動してるんですよね。考えてるだけでは前に進めないから。
今の旦那さんとは、最初LINEのやり取りをしてた時に、「楽しみにしてます!」って送ったのに、そこには返信がなくて、他の話題にだけ返事が来たことがあったんです。それで、「楽しみにしてくれてないのかな?」って不安になったんですけど、実は彼、夜中の2時に返信してくれてたんですよね。
山崎先生に相談したら、「言葉より行動を見た方がいいですよ」って言われて、それで気づいたんです。「あ、彼は忙しい中でもちゃんと返信してくれてるんだ」って。そこからは、彼の行動にちゃんと目を向けられるようになりました。
やっぱり、世の中にはいい人がたくさんいますよね!
え、なんかいいね!頑張ったらそうなるんだね。プロポーズの話、もっと詳しく教えてもらっていい?
プロポーズの時は、ちょうど新交際に入ったぐらいのタイミングで、「ピアスが欲しい」と何気なく言ったんです。今つけているピアスなんですけど、彼が事前に用意してくれていたみたいで、私は知らなかったんです。その後、プランナーさんとの面談で、「プロポーズはミラコスタがいい」「花束が欲しい」「本物じゃなくてもいいから、指輪があったら嬉しい」「手紙も欲しい」と伝えたら、彼は急にその話を聞いたみたいで、すごく動揺していたみたいです(笑)。
後から聞いた話ですが、彼はプロポーズのためにディズニーのバケーションパッケージを予約してくれたんです。でも、それしか空いてなかったらしくて、かなり奮発してくれたみたいですね。バケーションパッケージって高いですし。
そういえば、ピアスをもらった時は「明日死ぬのかな?」って思いました(笑)。長い道のりを振り返ると、本当に幸せをたくさんもらったなって感じます。29歳でこんなに幸せになれるなんて、ちょっと早すぎるくらいに思えるけど、それくらい嬉しいです。
ピアスをおねだりした理由
ピアスを欲しいって言ったのは、何か特別な理由があったの?
いや、特におねだりしたわけじゃなくて、本当に何気なく言っただけなんです。「欲しいな〜」ってポロッと言ったのを彼が覚えてくれていたみたいで。もしかしたら、無意識のうちに真相心理で言ってたのかも(笑)。
男の人って、「買って」って言われると買わないけど、「欲しいな」って言われると買おうと思うバグがあるんですよね(笑)。ストレートにお願いするとダメだけど、ポロッと言っておくと、いつか買ってくれるっていう。
彼も、「幸せにしてあげたいな」って思って買ったみたいです。婚活をしっかりしていたからこそ、ちゃんとプロポーズの場面に立ち会えたんだなって思います。最初は驚いたけど、最終的にはすごく嬉しかったです。
結婚相談所のメリットとデメリット
結婚相談所を利用するメリットってどんなところ?
一番のメリットは、結婚の話をすぐにできることですね。普通の恋愛だと、3ヶ月くらい付き合ってから「結婚どうする?」って話になることが多いけど、結婚相談所なら最初からその話ができるので、お互いの考えを早くすり合わせられるのが良かったです。
逆にデメリットは?
デメリットは、やっぱり費用ですね。結婚相談所を利用しているって友達に話すと、「お金かかるでしょ?」って言われることが多いです。実際、活動が長くなると費用もかさむので、金銭的な負担は大きいかもしれません。でも、その分「私は結婚するためにここにいるんだ」って覚悟が決まるので、必要な投資だったと思っています。
結婚相談所ならではの良さ
結婚相談所の中で、特に良かったことは?
やっぱり、他の相談所の女性たちとの関わりが持てたことですね。オンラインで女子会をしたり、オフラインでご飯に行ったりして、悩みを共有できたのがすごく支えになりました。特に、先に成婚した子たちの話を聞くと、「私も頑張ろう!」って思えたのが大きかったです。
逆に、結婚相談所が向いていない人ってどんなタイプ?
入るだけで結婚できると思っている人には向いていないかもしれません。やっぱり自分から動かないと成婚にはつながらないので、受け身だと難しいですね。
婚活中の人へのメッセージ
婚活って、終わりが見えないし、自分で「もうやめよう」と思えばやめられるからこそ、苦しい部分もあると思います。でも、行動し続けた先には、きっと素敵な出会いが待っているはずです。
私も、途中で何度もくじけそうになったけど、諦めずに頑張ってよかったなって思っています。だから、今婚活を頑張っている人にも、「こんな私でも成婚できたんだから、大丈夫!」って伝えたいです。
パートナーへのメッセージ
彼からのメッセージ:
「今、本当に幸せです。疲れて帰ってきても、あなたがいるだけで気持ちが充電される。本当に幸せだなって思っています。これからも、一緒にいろんな思い出を作っていこう。絶対に幸せにします。愛してます。」
私からのメッセージ:
「私を人生のパートナーに選んでくれて、ありがとう。これから結婚式や新婚旅行でバタバタすると思うけど、一緒に歩んでいけるっていう気持ちは変わりません。たくさんの景色を一緒に見て、いろんな思い出を作っていこうね。愛してます。」
婚活を振り返って
婚活って、ただ出会うだけじゃなくて、その後の関係をどう築くかが大切なんですよね。長く付き合ったから安心ってわけじゃなくて、どれだけちゃんと会話をして、お互いを理解し合えたかが重要だと思います。
婚活は大変なことも多いけど、行動し続ければ必ず良い出会いがあると信じています。これから婚活を頑張る人たちの励みになれたら嬉しいです!